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婚活サイト「エキサイト婚活」のコラム 事実婚と結婚の比較にみる、男女格差の時代性とは?

たまに、時代は進んでいるのかどうか、どういう状態なら進んでいると言えるのか否か、わからなくなることがある。科学や医学は進歩しているが、人類史上、何万年経っても、戦争や失恋はなくならない。好きな人ができたらやきもきするし、好きな人がいなくてもやきもきしたりする。人は何を学んできたのだろう。

結婚という制度も、時代の流れによってよかったりそうでもなかったり、古かったり新鮮だったりする。では結婚制度がないほうがいいか? と言えば、それも一概に言えない。制度に従うか、または、従わないけれども同じ状況を違う呼び方で表すのか、とらえ方も様々だ。男女が愛し合って生活を共にすることに違いはないのだけれど。

婚活サイト「エキサイト恋愛結婚」が婚活中の会員さんに実施した「籍を入れない事実婚について、あなたは?」というアンケート。「自分は抵抗あるが他人のは構わない」という回答は、女性が57.6%、男性は46.5%でダントツ1位である。次点は、女性が「良いと思うし、自分もありかも」と「非常に抵抗がある、ありえない」で、同じく19.3%。男性は、次点が「良いと思うし、自分もありかも」が26.8%、その次が「非常に抵抗がある、ありえない」で18%だった。

男女とも「他人は構わない」と寛大でありながら、「自分は抵抗がある」。自分と違う価値観を認める度量を持ちながら、自分を正直に見透かしている姿勢は評価できる。ただ、かなり本音と思える「自分は抵抗がある」事実婚。みんな、実際どう思ってるんだろう?

婚活女子の理由としては、「親に心配かけるし、親戚に紹介できない」「不安な要素が多い」「子供が産れたらどうなるんだろう」という身に迫るコメントが目立つ。婚活男子側は「けじめがない」「紙切れ1枚とはいえ、結婚届には意味がある」「同棲とどう違うのか理解に苦しむ」と、システムへの不満も。「非常に抵抗がある、ありえない」派の意見は、女性が「事実婚? ただの同棲でしょ」「親に顔向けできない」「男性の責任逃れ」という厳しいコメントもあった。男性も「結婚の意味がない」「事実婚は都合のいい関係で、ルームシェア程度」と手厳しい反応が。

「良いと思うし、自分もありかも」派は、男性が「今という時代にはアリ」「入籍するしないで夫婦生活に違いはない」「法律に縛られる必要はない」という、個人の価値観が際立ち、女性側は「良い緊張感のある関係でいられそう」というロマン派と、「シニアの再婚は背負うものが多いから」といった現実派に分かれた観があった。

それが4年前に実施された同じアンケートの結果を見ると、「良いと思うし、自分もありかも」は、なんと27.2パーセント! そして「非常に抵抗がある、ありえない」は13.9%。今年は同点2位で、共に19.3%なのに。「あり」が減って「ありえない」に移ったと言える結果だ。女性にとって、2008年まではそんなに抵抗がなかった事実婚が、今年はかなり抵抗がある時流へ変貌。今年は「あり」と「ありえない」が全く同数なのも興味深い。男性は、逆に「あり」が20.5%から26.8%に増加しているというのに。

就職氷河期の横バイ状態は、結婚氷河期にリンクしている。男性には「仕事もどうなるかわからないし、責任が重くなる状況はなるべくなら避けたい」気持ちにさせ、女性は「将来が不安だから、結婚ぐらいはきちんとしておきたい」と、さらに安定への拍車がかかっている。男女差ははっきりあるが、それは時代性の表裏を表しているだけ。もちろん、時代が安定していようがいまいが、ちゃんと結婚したいという個人的な意思もあるだろう。ただ、そういう個人を生かせる環境が非常にお寒いものになっている。好きな人と結婚したい、というプリミティブな思いが実現できてこそ国家だと思うのだが。婚活女子たちよ、時代の荒波に流されず幸せな結婚を掴もう!
(稲木紫織)

2012.12.08

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