> > 見たっていいことナシ!携帯電話からみる恋人同士のプライバシー

婚活サイト「エキサイト婚活」のコラム 見たっていいことナシ!携帯電話からみる恋人同士のプライバシー

もともと日本にはプライバシーという概念は近代までありませんでした。村社会や家長制度による家族単位の中では、個人の権利は二の次であったと思われます。戦後、高度成長期とともに子供部屋の確保、子供の自由などが権限を得て、私たちは他人の部屋のクローゼットを勝手に開けたり、また家族や親しい人の手紙であっても、許しがなければ読まないといった習慣を自然に享受してきたわけです。

とはいえ、未だに昔の土俗的な風習(笑)が残っていたりもするようです。個人のプライバシーを守るというのは、西欧的な個人主義から生まれた価値観で、現在は同様の価値観で生活しているはずの日本人ですが、土俗的な習慣……いえ、プライバシーにかかわる意識は非常に個人差が大きく、ある人にとっては普通のことが別の人には異常なことも。

そこで問題です。あなたは恋人の携帯電話を見ますか? 恋人のことはいろいろ知りたいし、心配だし、今、何をしているか気になる……というのは、恋する者としてとても自然な姿勢でしょう。ただ、そのことと、彼氏や彼女の携帯をこっそり盗み見ることはまったく別次元だと思うのです。そこにはどんな言い訳もできないはず。心配という美名のもとにプライバシーを侵害するのは卑しい行為です。でも、恋人同士の関係の場合は、もちろん相手の浮気を疑うことから発していたりして、問題はそう単純ではないようです。

婚活サイト「エキサイト恋愛結婚」が、婚活まっ最中な会員さんに「恋人の携帯電話見たいと思う?」というアンケートを実施しました。回答例は、「気になるけど我慢する」「怪しいと思ったらチェックする」「毎日チェックする」「特に気にならない」「その他」の5択。結果は、1位が男女とも「特に気にならない」で、女性が43.6%、男性は63.4%でした。この数値を比較すると、女性のほうが疑り深いのでしょうか? ただ「毎日チェックする」派は、男女とも0%でした。念のため!

婚活女子のコメントを見ると、「信頼できない人とは一緒にいないから」「親しい中にも礼儀あり」「詮索されたくないから詮索しない」「見る人はプライバシーという言葉を知らないのかな」と真っ当な意見が多く、ホッと一息。婚活男子は「そのような下衆なまねは考えたこともない」「恋人でもその前に一個人であることを忘れちゃいけない」「結婚してからはまだしも、それ以前はまずい」など、臨場感あふれるコメントが。確か、結婚前は両目を開けて見よ、結婚後は片目を閉じて見よ、という格言もありましたっけ。

2位も男女とも「気になるけど我慢する」で、女性35.8%、男性26.7%。婚活女子は「見てもろくなことなし」というコメントに集約され、潔いの一言。婚活男子は「どんな間柄でも、超えてはならぬ一線はある」「でも怪しいと思ったらチェックすべきかも…」と、二極分化。女性のほうがその手の経験値に富み、ある種達観の域かもしれませんね。

3位はやはり男女とも「怪しいと思ったらチェックする」で、女性13.9%、男性7%。婚活女子の「なるべく我慢しますが、見ていいか聞き、すごく嫌がったから見たら、他の子とメールはしていたみたい。隠されるとよけいだまされた感じで悲しい」というコメントにはびっくり! 見ていいか聞くという選択肢があったんですね。でも、こういう相手を試すみたいな行為は相手をドン引きさせるし、だまされたと勘違いして悲しむ自分も痛い。婚活男子に「いつ見るの? 今でしょ! 」というコメントがありましたが、ウケ狙いは感じるものの、実際に見て彼はどうするんだろう? と胸苦しくなりました。

気になることがあったら、なるべく直接、言葉で確かめたいもの。携帯を盗み見るのはやはり違法だと思います。とはいえ、結婚してから相手をより自由にさせてあげるために、結婚前は信頼できる人かどうかを厳しく見極めることも大切です。自分がどこまで許せるのか把握しておくといいですね。相手を幸せにするために、そして自分も安心して生活を楽しめるように。そういう姿勢こそ幸せな結婚につながると思います。
(稲木詩織)

2013.07.03

エキサイト婚活で婚活はじめませんか?
無料会員登録をするだけであなたにぴったりのお相手が探せます!

無料会員登録してから探す

婚活コラム一覧へ

ページTOP