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男性の理想と違う「男っぽい」私・・・

30代女性

ご相談内容

男性社会でずっと仕事をしてきたため、男性化してきてしまいました。男性に「男っぽい」と言われます。でも、それも自分の一部です。

ただ見た目は女性っぽいようで、女性らしさを期待した男性からメールを頂きますが、ちょっと違うと思われてしまうみたいです。

ここで会う男性は、ほっとするような優しい家庭的な女性を求める方が多く、それはもっともなのですが・・・。
メールではまだ好印象を持ってもらえても、実際に会うと「ちょっと違う」と思われ、連絡が途絶えてしまいます。

悲しいです。少しずつ煮詰まってきてしまいました。

アドバイザーの答え

こんにちは。
エキサイトお悩み相談室 カウンセラーの三吉野と申します。

相談内容を読ませていただいた印象は次の通りです。

・あなたは男性社会で対応していく賢さと行動力がある
・あなたは客観的で冷静な視点をもっている
・あなたの外見は女性らしく魅力的である

ご本人からすれば、「そんなにいいものじゃない!」という反論もあるでしょうし、「女としてどうなのか?」という疑問もあるでしょう。

しかし、現在のあなたという女性は、男性社会でもまれた挙句にすっかり変わり果てた姿というわけではなくて、もともと持っていた素質や能力が磨かれて表出した姿だと思うのです。

ムダを省き、現実に即応し、目的に向かって突き進むことができるあなたの姿に、男女を問わず憧れる人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、仕事もでき、かつ女性としての美しさも兼ね備えた方ではあるけれど、ご本人としては満足いく恋愛ライフを実感できていらっしゃらないのですね。

これは、単なる恋愛だけでなく、ずっと一緒に生きていくパートナーを探していらっしゃるからこその切実なお悩みなのでしょう。そして現在の悲しい気持ちの素は、社会の男性のニーズに自分が応えられていないのではないか、と自信が揺らいでいることに由来するのではないでしょうか。
男性の期待に応えられていないという悔しさや、自分が女性として受け入れられていない寂しさとが混在している状況なのかもしれません。

ひとつ現実を申し上げます。

今の状況というのは、男性側が女性に対する勝手な理想と期待をあなたに投影しているだけですので、現実のあなたが理想とギャップがあるからといってがっかりするなどというのは、まったくもって『男性側の都合』でしかありません。

ご自身の女性としての価値云々と、相手の都合による落胆度合いは、別の次元のものと考えていただいた方かいいでしょう。
だって、その男性と出会うずっと前から、あなたはあなたなのですから。

突然、男性が目の前にきて、あなたがたまたまその人の期待に応えられなかったからといって、あなたの価値が下がるなんてことはありませんよね。(ただ、そもそも人は勝手に主観で評価をするという事実はありますけれど、)相手の反応ばかりを気にすることはありません。
気にするべきところは他にあります。

それは、自分がいったいどういう人間で、どんな結婚を望んでいるか、ということではないでしょうか。

相手の反応のひとつひとつに心が揺れるのは、自分の望むものが曖昧だからではないかと思うのです。

たしかに世間一般的には、女性が家事や育児を担当し、男性は家庭の経済を担って社会に出て稼ぐという図式があります。家庭を守ってくれる旦那様のために、微笑みと感謝を絶やさずかいがいしくお世話をする女性。たしかに魅力的ですし、癒されますね。

しかしあなたの場合、自分自身も男性と同じように気を張って働いているのです。男性社会で目いっぱい疲れ果てて家に帰るあなたのことは、いったい誰がお世話をして癒すのでしょうか。

実に不思議ですが、世の中の多くの男性の盲点はここにあります。
女性も男性と同じように毎日をがんばって生きていることを、すっかり忘れている男性たちが本当に多いのです。

仕事をしていてもしていなくても、女性も男性と同じように日々やりがいを求めて努力し、戦い、傷つき、自分を癒してまた次の日を迎えていることに、男性は目が向かないのです。

このような、世間の常識という『隠れミノ』のおかげで、うっかり見落とされがちな盲点について協力的に話し合い、現実レベルで支えあえる関係を築くことが現代の結婚には必要ではないかと感じます。

重ねて言いますが、考えてほしいのは、あなた自身がどんな結婚生活を送りたいのか、です。

旦那様を信頼し、家計を支えてもらって、自分は家庭に入りたいのか。
それともやりがいある仕事を続けられるようにサポートし合えるパートナーとしての旦那様がほしいのか。
子どもはすぐに産みたいのか、それともしばらくは考えていないのか。

そういったことが曖昧だと、結婚までこぎつけたとしても、お互いのエゴのもとに家庭生活はすぐに暗礁に乗り上げてしまいます。


実は、このことは男性側にも起こっているのです。

結婚さえすれば、自動的に優しい奥様と食事と身の回りの世話と癒しが手に入る、と思っている男性は少なくありません。
自分にとって幸せな結婚生活がどんなものなのか、はじめから知っている未婚男性は実はいないのです。

ということは、男性も女性も手探りで「幸せな結婚」を模索しているわけなので、不安に駆られたときは手近な「幸せな結婚モデル」に当てはめて自分や相手を見てしまうということが起こります。

もともと存在している「夫とは、妻とは」というモデルに自分たちを当てはめようとしてままならず、一喜一憂するという事態が起こってしまいます。
たとえそのモデルと自分の性質や能力が大きくかけ離れていても、一生懸命にモデルに合わせるという不自然なことをしてしまうのです。これでは幸せは遠い話です。

たとえばあなたは、見た目はマッチョで精悍な雰囲気の男性が、「僕は料理やガーデニング、アロマテラピーが趣味で居心地のいい住まいづくりをするのに幸せを感じるのですが、世の中の女性は僕に稼ぎのいい優秀なビジネスマンであってほしいと思うみたいで、結婚相手がなかなか見つからなくて困っています」という悩みをもっていたら、どんなふうに答えますか?

「今すぐ滝に打たれてきなさい!そのあと富士山を全速力で登るのよ!根性を叩き直してただちに男らしくならなければ、結婚なんてできっこないわよ!」と一喝するでしょうか。おそらくあなたは言わないでしょう。

人には必ず得意、不得意があります。そして自分の足りないところを補い合い、お互いの本質を活かし合えるパートナーが必要です。
そのことに価値をおいていたら、「幸せになりたければ、あなたじゃない人になりなさい」などとは簡単に言えないはずです。

あなたは、毎日一緒に暮らすパートナーと、お互いが自分自身でいられないような「正しい女性像、正しい男性像」を押しつけあって暮らしたいですか?
まさか、そんなことは望んでいないですよね。

だとしたら、まずはあなたがあなたのことをよく知り、認め、好きになることが先決。

特別に『女性らしさ』をアピールしなくてもいいのです。今のあなたのままで、「こんな私と、結婚生活を築いていってくれるパートナーを募集します」と堂々とアピールしたらいいのです。
相手の理想や期待と違うからといって、あなたが自分を無理に抑える必要はまったくありません。

とはいえ現実的には、好き放題やっていればいいというわけではない側面もあるにはあります。
例えば、子どもを産みたい女性にはリスクが少なく出産するための年齢的な制限もありますし、子どもが小さいうちにフルタイムで外に働きに出るのはなかなか大変な面もありますから、やはり男性に頑張ってもらう局面が出てきます。

しかしそんな中でも、お互いにやりがいのある仕事をもった者同士、お互いに家事や育児を分担し合って家庭生活を営んでいる夫婦もいます。また、女性の方が男性よりも高収入で、家計の多くの割合を稼いでいる家庭もあります。専業主婦ならぬ専業主夫として、働く女性を支える男性もいるくらいです。

家族の形にしてもさまざまです。おじいちゃん、おばあちゃんと同居していて子どもを預かってもらえる夫婦は、共に外に出てフルタイムで働いている場合もあります。経済的に余裕があれば、ベビーシッターやハウスキーパーなどを雇って、家事にとられる時間を最小限にしている家庭もあります。互いに出張や単身赴任が多いために、事実上では通い婚や週末婚などという家庭もあります。
つまり、現実社会には実にユニークな形の夫婦と、実にユニークな形の家族があるのです。

実際にさまざまな家庭の、さまざまな夫婦のあり方をうかがっていて達する結論は、正しい結婚生活のマニュアルがあるのではなく、むしろ夫婦お互いの特性をいかに知り、いかに世の中で正しいと思われているマニュアルから自由になるかです。
その境地に至った夫婦の愛情と絆は、とても深いものがあります。

結婚において、あなたが努力してみたいなと思うところは努力すればいいと思います。
相手にやってあげたいなと思うことは、大いにやってみたらいいのだと思います。
それでも「こうしなければ受け入れられない」と脅迫的にやるのではなく、相手とのコミュニケーションで必要を感じるたびに自然に取り入れていくのがいいでしょう。

まずは自分を好きになって、自信をもって堂々とアピールすること。
そして欲しい結婚生活を臆面もなく望むこと。
そしてパートナー候補と話し合いができる信頼関係を積極的に築くこと。

いかがでしょうか。何か少しでもヒントが見つかれば幸いです。

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回答したアドバイザー

エキサイトお悩み相談室

三吉野愛子

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