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「メール」と「お会いしたとき」との印象の違い

30代女性

ご相談内容

皆さんの体験談から、メールのやりとりを長く続けるのではなく、早めにお会いした方が良いというのは皆さん共通したアドバイスのように思います。

ただ、実際にお会いして、メールとお話した印象がとても違うことが多いのです。
お会いしてとても話が盛り上がっても、メールではとても冷たい印象だったり、メールで相手の方の価値観や考え方にとても共感しても、お会いすると会話が続かなかったりして、どちらが本当のその方のお人柄なのかと悩んでしまうことがあります。

やっぱり、お会いした時の自分の直感を大切にするべきなのでしょうか。

アドバイザーの答え

ご相談を拝見いたしました。

お気持ち、ものすごくよくわかります。

比較的短い期間に、結婚相手という一生を共にするお相手を見極めなくてはいけないわけですから、長い年月をかけて一人の人間を少しずつ知り得ていく場合と比べたら、どうしても少し不自然なプロセスになってしまうかもしれません。

逆にいえば、同じ目的同士だからこそ、時間的にも精神的にも大いなる無駄を省いて効率よく目的に近づくことができるわけです。
その素晴らしさは、「本当はどう思っているんだろう?」とやきもきしながら何ヶ月も過ぎてしまうであろう時間と焦燥を格段にセーブできるということ。

とはいえ、限られた時間や設定の中で、常に自分を正しく100パーセント表現し続けるというのは、そんなにたやすいことではないと思います。

あなたご自身、ご自分の日常の中で、かなり親しい人間関係であったとしても、アレッと思われることってありませんか? 
たとえば、友人からメールの返信が2、3日無いと、「もしかして、あの時私が言ったことを気にしてるんじゃないだろうか?」と。

あるいは、ある飲み会ではしゃぎ過ぎてしまったので、それからしばらくは落ち着いて良識ある大人に見られるよう、服装も言葉遣いも気をつけていたら、同僚から「どうしたの? 元気ないじゃん」と言われてしまったとか。
普段あまり発言しないのに、たまたま観たばかりのDVDにハマって特典映像とかで知識を仕入れた直後だったので、珍しく薀蓄を語ってしまったら周囲から驚かれたとか。

私事で恐縮ですが、知人をどなたかに紹介する時、その知人のことをすごく褒めて紹介したら、テレもあってでしょうが「響子さんたら、もう、大げさなんだから!いつだってそうだよね」と言われたのでちょっとシュンとして、次の機会になるべく平静を保っていたら、「誰さんのことはすごく褒めてたのに、私のことはどうでもいいみたい」とつぶやかれて面食らったことがあります。

何を申しあげたいかというと、ささいな日常の中でも、人は様々な状況に合わせて、自分の心が赴くままにバランスを取ってしまうということ。

日常生活では、かかわってくるすべての人間関係に対して、いちいち意識していられないと思うのですが、婚活という、もっとも自分を総合セルフプロデュースしなければならない状況であったとしても、統一されたセルフイメージを流布し続けることは、なかなか難しいのではないでしょうか?

非常に極端な例ですが、ナチの収容所でガス室のスイッチを押す係だった男性が、家庭では優しいお父さんで、夕食後に子供たちにモーツァルトのピアノ曲を弾いて聞かせてあげていた・・・という話を読んだことがあります。

人間には様々な面があり、それは置かれている状況や環境、体調や気分などでものすごく左右されるものだと思います。

生身の人間なのですから、今日はちょっと腹具合が悪い、というだけでイライラした話し方になってしまったり、ましてや仕事でミスをした、溺愛していたペットが急死してしまった、親戚のいざこざに巻き込まれた・・・などなど、日常起こってくる様々な出来事に影響されないわけがありません。

そんな特別なことでなくても、ランチで食べたお弁当がイマイチだった、同期の友人が次々妊娠して幸せそう、久しぶりに履いたジーンズがきつかった・・・など、ちょっと気持ちを揺さぶられることは常にあるはず。

それが人間というものです。

挨拶の声が小さかっただけでシカとされた・・・と相手から思われてしまうこともあるかもしれません。

それどころか、自分のセルフイメージと周囲のそれとが一致しているとは限らない、と私は常々実感しています。
単純なことで言えば、いつもスカートを履いていると女らしい人と思われ、たまたま短パンを履いていたら驚かれたり、さばさばした反応に慣れていたらしい相手の前で泣いてしまったら、また驚かれたり・・・、他人は自分をどう見てくれているのかわからなくなることってないでしょうか?
さらに言えば自分でも、自分の新たな面、あるいは自分らしくないと感じる面にびっくりしたりすることもある。

人には変わらない面もあれば変わる面もある。

そんな荒唐無稽みたいな荒野で、しかも婚活という砂金を探すような作業を繰り広げていくのですから、「どれが本当のあの人なのだろう?」と気持ちが揺れ動いてしまうことがあっても当然だと思います。
でも、だからこそ、未知を開拓するワクワク感、最高の気持ちの揺れと言っても過言ではないであろう恋愛、に至る感激が待っているわけです。

不安な揺れを、どうぞ楽しいワクワク感に替えてしまいましょう。
いろんな面があるから人間はおもしろい、と思ってみてくださいませんか?

会った時の印象もメールでの印象もすべてその人、そして、すべてあなた、なのですよ。

アドバイスとしては、ひとつひとつの事象を受けとめながらも、それに動揺しない自分でいよう、とまず心に決めていただきたいと思います。

メールでの印象を会った時に確かめようと、チェックする機能を自分の中であまり強力に作動させなくていいと思うのです。条件的なことや結婚生活のビジョンなど、確認しなくてはいけないことが多々あるかもしれませんが、とりあえずお会いする機会ができたなら、そのひとときを楽しく味わうことに一番精魂を傾けてみていただけませんか?

気に入られるようにするにはどういう反応がいいんだっけ? とか、早く決めなきゃ、と焦る気持ちは、とりあえずどこかに放り投げておいて、お相手を楽しませられるように、そして、自分も楽しめるようにやってみる。
直感はもちろん大事ですが、とらわれ過ぎないでください。

ポイントは、「くつろぐこと」です。

当然、価値観や考え方をお互いに知り合う必要はあるでしょう。
でも、そこにチェックしようとする意識をあまり強く持つと、人間はなかなか同じシチュエーションでくつろぐことはできないものです。

なるべくくつろげるように、とだけ念じていると、逆に相手も自分も本当の素の部分が出やすくなると思います。
まな板の鯉の状態では難しい。

婚活なのですから、どうしたって自分をよく見せたい気持ちもあるし、そうでない人間関係と違って、相手を早く的確に判断したくもなるでしょう。
でも、そのためには急がば回れ、ではないですが、素の自分を出しあえないと、つまり素直な自分をお互いに見せられないと、どんなに七転八倒しても恋愛のスタート地点には立てません。

恋愛という、いやがおうにもテンションの高まる緊張度の強い現場だからこそ、くつろいでリラックスできた者勝ち、だと私は思います。
いつもの自分を自然に出せれば、相手からも飾り過ぎない自分が引き出しやすいはず。「あなたといるとホッとする。自分らしくいられる」という感覚なくして、結婚に至る恋愛はなかなか成立しにくいのではないでしょうか。

人間の心の機微に繊細なデリカシーをお持ちのあなたご自身なら、どなたに対しても、いつものご自身を表現できるよう気遣っておられると思いますが、みんながそうできるとは限りません。どうぞそこに思いやりを示してさしあげてください。

人を丸ごと受け容れるのは、たとえ結婚して何年経っていたとしても決して容易なことではありません。でも、人にはいろんな人がいる、人にはいろんな面がある、もちろん自分にも・・・という意識を保ち続けていられるかどうか、でかなり違ってくると信じます。

あなたご自身が、優しいだけじゃなくて、男気があっていいな、とか、自己中心的なのかと思ったら、人のために役立つことにこんなに熱心だなんて・・・とか、お金はあまり無いみたいだけど、いざという時のサバイバル能力はすごくありそうだな、とか、そのギャップや意外性に感動して、恋に落ちてしまう男性が現れることを念じております。

あなた次第ですよ。
どうぞ現状を楽しんでください。
ご健闘を祈っております。

響子

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回答したアドバイザー

エキサイト恋愛結婚

神原響子

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