> > > メールでフランクにされることに違和感があります

メール交換 / 婚活:うまくいかないの悩み

メールでフランクにされることに違和感があります

20代女性

ご相談内容

こんにちは。相談があります。
自分より一回り年の離れた方と何人かメールさせていただいているのですが、なぜか皆さんすぐに敬語を使わなくなります。

顔も知らない他人に、フランクにされることが私はものすごく違和感があります。

私自身、人とは距離を置いて関わりたいタイプだからかもしれません。
敬語を使っても十分に親しくなれると思うし、私は実の親とも敬語で話します。
言葉を崩すことで心理的距離を近くしようとしているのでしょうか?

なんだかあまりにそういう人が多く最近は年下だから見くびられているのかとすら思ってしまいます。
どう受け止めたらよいでしょうか?

アドバイザーの答え

ご相談を拝見いたしました。
ご指名をありがとうございます。

僭越ながら私も、家族間でも敬語を使うという環境にわりと馴染んでおりますので、あなたのお気持ちに不思議を感じるわけでは決してありません。

言葉の使い方は、育った家庭、個人の趣向、置かれている環境、その言葉が交わされる人間関係、その時々の心理状態、感情の動きなどによって、非常に様々な個人差があると思います。
だからおもしろいし、言葉の力は大きいなあ、と思わざるを得ないのですが・・・。

一般的には、親しげにフランクな話し方をされると、お互いの距離が縮まったみたいで嬉しい気持ちになる・・・という感覚があるのではないでしょうか。
ですから、あなたのおっしゃる「年下だから見くびられているのではないか」というご心配は、杞憂であると断言いたします。

たとえば、あなたは普段、親友や女友達とは「〇〇ちゃん、△△だよね」という話し方をなさいませんか?
ある時、そのお友達がいきなり「〇〇さん、△△ですよね」と話しかけてきたら、「えっ?」と思って思わず顔を見ちゃいませんか?
ジョークや何かのほのめかしでない限り、この“改まった感”のニュアンスは何でだろう・・・、とちょっとドキドキしてしまったりしないでしょうか?

その友人がメールで、「お元気ですか〜?」「お疲れさまですー!」とか書いてきたのなら、「親しき仲にも礼儀ありで、彼女はそういうところがほんま好きなキャラやわぁ」と、あなたが何の不思議も感じなかったとしても・・・です。

手紙やメールでの丁寧語は、話し言葉より自然に感じられるんですよね。

だからこそ、そんなに親しくない相手から、「元気?今、何してた?」なんて来られると、「はあぁ、こんな言われ方、100万年早いわっ」と思ってしまう。
特に、お相手がかなり年上だったとすると、礼儀を知らないんじゃないか!とまで、怒り心頭に。

でも、お相手はあなたと親しくなりたくて、ましてや年下であるという気安さも手伝って、ついそういう話し方をメールのやりとりでも定着させたいと思ってしまうのですね。

人によっては、いつまでも敬語のままで寂しい・・・という方もいらっしゃいます。
言葉は感情を表現するものですから、心の垣根が取れないんだなあ、と思う場合もあるはず。

私は、小学生に対しても敬語で話しかけますが、それは一個人として人格を認め、敬意を表しているから(本人がわかるかどうかは別として)です。ただし、年配の方に対してわざとタメ口を聞くこともあります。
それは、親しみの表現として、です。

「わあっ、これ、美味しい!大好き!!」とか、主に感動を表す言葉の場合が多いですが、
「これはとても美味しゅうございますね」と言うより、伝わるように思うからです。

もちろん、それぞれの人間関係を考慮したうえで成されていることで、親しければかなりの変化球による言葉のキャッチボールを楽しめるでしょうし、あまり親しくないなら、とりあえずストレートを投げ続けて信頼関係を築いてからでないと、ちょっとお茶目なユーモアあふれる会話を展開することは難しい。

ところが不思議なもので、まだそんなに親しくないのに、いきなり“オレ、オマエ”みたいな会話が成り立ってしまう関係もあれば、何年もつきあっているのにずっとそのまま、という場合も。

それだけ、人間関係と言葉の関係は多様性があるし、でも反面、非常にシンプル。
プライベートにおいては、自分の感情がそのまま顕れやすい部分ではないでしょうか。
それだけに、言葉のセルフプロデュースはとても大切です。

あなたの場合、とてもいいなと思うのは、逆に敬語でずっと対応してくるお相手と出会えたらそれでひとつ関所を越えるというか、掴みオッケー、ということになりますよね。

もちろん、あなたのお好きなタイプが、敬語という条件だけで括れるわけはないでしょう。
でも、その第一段階が、そのポイントで明確になるというのは判断素材とし有力です。

そのうえで申しあげたいのは、先ほどから延々延べさせていただいているように、言葉を使う時の意識は十人十色で、婚活において、特にネット婚活の現場においては、なるべく早く親しくなりたいという気持ちが、なるべく早く敬語からフランクな話し言葉になりたい、という状況を作っている場合が多いので、もし、あなたがご自身の言語生活をあくまで踏襲なさりたいなら、それをアナウンスする必要があるということです。

敬語が好きだ、と。

敬語を使うと、礼儀正しく、育ちがよくてきちんとした人、と見てもらえがちですが、反面、“ガードの固い女”、“本音では何を考えているかわからないやつ”と誤解を招くことも。

敬語での対応に、寂しさを感じてしまうお相手もいるかもしれません。
敬語で話しているからといって、あなたと親しくなりたくないわけではない・・・ということを伝えておかないと、たぶん、あなたの意図が正確に理解されることは少ないでしょう。

「敬語が好き」という言い方が的を射てなければ、
「実際にお会いするまでは(あるいは、もっと親しくなるまでは)、敬語でやりとりさせていただいてもよろしいでしょうか?それが、自分の気持ちに正直な私の希望なのですけど・・・」とか何とか、そんなようなことを、お相手に伝えてみてはいかがでしょう?

そうでないと、「休みは何してるの?」と尋ねても、「いけ花のお稽古と、母の手伝いで懐石料理の真似事をしております。たまに、墓参りにも参ります」(もちろん架空の返答ですよ)などと、決して敬語を崩さないあなたの堅固な姿勢に業を煮やして、かえって馴れ馴れしくなっていってしまう・・・
という相手の勘違いも防げるはず。

言葉は、相手を楽しませるために、くつろがせるために、元気やいい影響を与えるために使いたい、と私はいつも思っておりますけれど、ネット婚活でのメールのやりとりでそういう精神を発揮するには、相手のとの信頼関係、いや、あなたがお相手に好意を抱いていることがどうしても必要です。

敬語を続けることに賛同してくれるお相手。
その出会いのために、ご自分の気持ちを伝えることを懼れないで、面倒がらないでいただきたい。

言葉はそのためにあるのですから

また、親しくなったら敬語だけでなく、どんどん言葉遊びを楽しんでほしいと思います。
ものすごく丁寧な言葉も、ちょっと粗野な言葉も、その時々で微妙に使い分けられたほうが、あなたの人生はさらに豊穣でフルーツフルなものとなると信じます。

ご健闘を心から祈っております。

響子

画像

回答したアドバイザー

エキサイト恋愛結婚

神原響子

相談・お悩みキーワードから探す

婚活ステップ別の相談を探す

※ 本コンテンツは2005/11~2012/9まで“恋愛何でも相談室ブログ”に掲載していた内容をアーカイブしてご紹介しております。現在、無料相談は受け付けておりません。

※当ページに掲載されている記事やデータは下記の事項を守っていただく場合に限り自由に利用できます。
1.「出典元:エキサイト婚活」の明記およびリンク(https://wedding.excite.co.jp/)を設置してください。
2.転載された内容を公開されましたら、 お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
3.画像データの保存・再利用はできません。
4.不適切な転載利用をされている場合、利用をお断りさせていただくことがあります。

ページTOP